Google Apps for Businessでは、登録したユーザー毎の管理特権をカスタマイズできます。 設定は、Google Appsのダッシュボードから、「組織とユーザ」をクリックし、権限を設定したいユーザーをクリックして、「権限」タブを選択します。権限タブでは各項目で「作成」「読み取り」「名前を変更」などユーザーが操作できる特権を選択できます。  私はGoogle Apps for Businessを1アカウント(管理者のみ)で使っているため、他のメンバー権限設定を試すことができませんでしたが、けっこう細かく設定が可能のようです。 Google Appsを組織的に管理運用する場合、例えば人事の責任者には「組織とユーザー」に管理権限を委ねたいという場合があるでしょう。その場合に人事の責任者に「ユーザーの作成や変更、削除はできるが、パスワードのリセットは許可しない」とような権限を割り振ることが可能になります。 なお、無料版のGoogle Appsでの権限タブの設定は、ユーザーに対して全管理権限を許可するか、しないかのチェックしか用意されていないようです。 |