Hello World!

では、GASで最初のプログラムを書いてみましょう。
プログラムを書いたことがある人にはおなじみの "Hello World"  を表示してみます。

まず、Google Docsで新しいスプレッドシートを作成します。
スプレッドシートのメニューから、[ ツール ] →[ スクリプト エディタ.. ] を選択して、GASのスクリプトエディタを開きます。
スクリプトエディタはブラウザによって別のウィンドウで開いたり、別のタブで開いたりします。



最初の Hello World!

最初、スクリプトエディタでは、次のようにスクリプトが記述されています。

Source Viewer


この myFunction() 関数の中に、気の利いた挨拶を書いてみましょう。
次のようにします。

Source Viewer


書き終わったら、すぐに実行ボタンをクリックしてみましょう。


スクリプトを保存するかどうかを聞いてきました。
スクリプトを実行するためには、まずスクリプトを保存するしなければなりません。
スクリプトに名前をつけて保存します。名前は"HelloGAS"としておきましょう。



保存が完了したら、もう一度実行ボタンをクリックしてください。


エラーが表示されなければ、実行が完了しています。
スプレッドシートを確認してみましょう。最初の挨拶「Hello World!」が表示されているはずです。


もしスクリプトエディタ上部に下のようなメッセージが表示された場合、どこか記述が間違っています。
書いたスクリプトを注意深く見直して間違いを修正し、再生実行ボタンをクリックしてみてください。


上記は、 Browser.msgBox() メソッドの名前が間違っているという意味です。
msgBox() の頭文字が大文字になってしまっているため、エラーになっています。

Browser.msgBox() はブラウザ内にメッセージダイアログをポップアップ表示する関数です。
うまくスプレッドシートにメッセージダイアログが表示されたでしょうか?




セルに表示してみる

もしあなたが最初の挨拶に気を良くしたなら、次の挨拶も試してみてください。
今度はスプレッドシートのセルに挨拶を表示します。

エディタで次のようにコードを書いてみましょう。

Source Viewer


コードを書いている最中は、補完機能が働きます。
下のように補完機能に表示される関数を選択しながら記述していくと、スペルミスを防ぐことができます。

コードを書き終わったら実行しますが、今回は注意が必要です。
新しい挨拶を実行するために、実行ボタン右側のセレクトボックスで「HelloCell」を選択してください。
選択できたら実行ボタンをクリックします。



実行が完了したら、スプレッドシートをみてみましょう。
セルに挨拶が表示されているはずです。


このHelloCell()関数は、カーソルが当たっているセルに挨拶を表示します。
試しに、別のセルにカーソルを当ててから実行してみてください。


このコードでは、一行目で現在アクティブなシートを取得しています。
次の行の、Sheet.getActiveCell() メソッドでカーソルが当たっているセルを取得します。
最後に Range.setValue() メソッドで挨拶をセルにセットしています。




セルに繰り返し表示してみる

Hello World! の最後は日本語のあいさつでシメましょう。
一日あいさつをセルに表示してみます。
三回の挨拶をGASらしく「繰り返し処理」を使ってスマートに記述します。

次のように HelloLoop 関数を記述します。

Source Viewer


書き終わったら、実行ボタン右側のセレクトボックスで「HelloLoop」を選択してから実行ボタンをクリックしてください。



実行が終わったら、スプレッドシートを見てみましょう。


一日の挨拶が表示されたでしょうか。

これで最初のGAS演習は終わりです。

次からは、GASを使ってスプレッドシートと他のGoogle Appsアプリケーションを連携させてみましょう。




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