Google Appsの概要 Google Apps はGoogleが提供しているWebサービスの中でもビジネスやグループ活動などで使いやすいものをまとめたパッケージです。 Google Apps の中には Gmail、Google Calendar、Google Docs などのWebアプリケーションがあります。それぞれ、メール、カレンダー・スケジューリング、ワープロ、表計算などを使用することができ、さらにそれらを強力に連携させることができます。例えば、数名のグループや企業がGoogleアカウントを取得して、GmailなどのWebアプリケーションを個別につかうよりも便利になる仕組みが Google Appsでは提供されています。 Google Appsを使用するには、Webブラウザがあれば十分です。他のソフトをインストールする必要はありません。グループが10名以下であれば Google Appsを無料で使用することができます。グループが10名以上でアカウントを組織的に管理したい場合は、「Google Apps for Businnes」を利用できます。学校・教育機関には「Google Apps for Business」相当の機能が無料で利用できる「Google Apps for Education」が提供されています。 数あるグループウェアの中でも、Google Appsは情報の蓄積と共有という点で優れたソフトウェアです。Google Apps を活用することで、あなたの仕事やグループワークの効率を向上させることができるでしょう。 Google Appsの特長 自分のドメイン名が利用可能 あなたの所属する会社名が「アップス・システム株式会社」だったとします。 自社のドメインとして apps-system.co.jp を取得しているとしましょう。 メールシステムとしてGmailを利用したい場合、まず無料のGoogleアカウントを取得してGmailを利用するかも知れません。しかしその場合、小さな(ある意味大きな)問題が発生します。 通常のGmailでは、 apps-system.co.jp というドメインでメールアドレスを取得することができません。 通常のGmailでは xxxxx@gmail.com 形式のメールアドレスしか取得できません。例えば、社員の太郎さんのメールアドレスは taro.apps-system@gmail.com としなければならないでしょう。 企業としては、自社の看板でもあるドメイン名を有効活用したいでしょう。つまり、 taro@apps-system.co.jp というスマートなメールアドレスを使用したいはずです。Google Appsでは、それが可能です。 Google Appsは、登録されたドメイン単位でグループウェアを管理・運用することができます。 Google Appsに apps-sytem.co.jp を登録した場合に利用できる Google AppsのGmailでは、 taro@apps-system.co.jp といったメールアドレスが利用可能となります。 |